AMD-USB-CQ Ver1.0bの組立て
2008年1月に発注しました。すぐに送られてきたのですが、2008年8月のフィールドデーコンテスト直前に組み立てました。
キットの価格は送料込みで4,500円でした。なお、完成品は送料込みで6,000円です。
JN2AMD局のホームページから、「回路図」「組み立て図」「タカチ電機製ケースＳＷ−１２０に組み込むときの参考寸法」をダウンロードします。
組立てに先立って、梱包されてきた部品をホームページの「部品リスト」に基づいて確認します。
抵抗はテスターで測りながら確認しました。
セラミックコンデンサはC1（0.1μF）は青色、C3-C9は茶色です。容量は次のように表示されています。
471J → 470pF
472 → 4700pF
682 → 6800pF
上位2桁は容量値、有効数値2桁、3桁目は10の乗数、4桁目は許容差です。
部品リストと実際に梱包されてきた部品を下表に示します。
| 名称 | 品名 | 個数 | 部品番号 | キットの内容 |
|---|---|---|---|---|
| IC | CY7C63001A | 1 | U1 | |
| 抵抗 | 7.5k Ohm | 1 | R1 | |
| 抵抗 | 51k Ohm | 1 | R2 | |
| 抵抗 | 3.3k Ohm | 2 | R3,4 | |
| 抵抗 | 4.7k Ohm | 2 | R5,6 | |
| 抵抗 | 150-330 Ohm | 2 | R7,8 | 220 Ohm |
| 抵抗 | 220-330 Ohm | 1 | R9 | 330 Ohm |
| 抵抗 | 2.2k Ohm | 1 | R10 | |
| 可変抵抗 | 2k Ohm | 1 | VR1 | |
| LED | 3mm | 2 | LED1,2 | |
| フォトカプラ（4個入り） | TLP521-4 or PS2501-4 or PC847 | 1 | U2 | PS2501-4 |
| トランジスタ | 2SA1015相当品 | 2 | Q1,2 | 2SA1015 |
| コンデンサ内蔵セラミック発振子 | 6MHz | 1 | Y1 | |
| セラミックコンデンサ | 470-1000pF | 2 | C5,6 | 470pF |
| セラミックコンデンサ | 470-4700pF | 2 | C3,4 | 4700pF |
| セラミックコンデンサ | 470pF-0.01μF | 3 | C7-9 | 6800pF |
| セラミックコンデンサ | 0.1μF | 1 | C1 | |
| アルミ電解コンデンサ | 3.3-10μF | 1 | C10 | 3.3μF, 50V |
| アルミ電解コンデンサ | 10-100μF | 1 | C2 | 33μF, 16V |
| USBコネクタ | USB B TYPE CONNECTOR | 1 | CN1 | |
| ステレオミニジャック（基板直付け） | 3.5mm | 2 | CN2,6 | |
| モノラルミニジャック（基板直付け） | 3.5mm | 2 | CN3,4 | |
| ミニDINジャック | 6PIN | 1 | CN5 | |
| ICソケット | 20PIN IC SOCKET | 1 | S1 | |
| ジャンパ線 | 20mm(抵抗,コンデンサの足の切れ端を使用) | 1 | J1 | |
| 基板 | AMD-USB-CQ Ver1.0b | 1 | PCB1 | |
| ケース | タカチ電機製プラスチックケース SW-120 | 1 | CASE1 |
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| 到着しました。きれいに梱包されています。 | キットの内容です。 | |
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| プリント基板(PCB: printed circuit board)です。 | 部品を袋から出しました。 |
極性のある部品は取り付ける方向を逆向きにしないように気をつけます。
IC、トランジスタ、発光ダイオード（LED）、フォトカプラの向きを以下に示します。
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| CYPRESS CY7C63001A Universal Serial Bus Microcontroller |
トランジスタ 2SA1015 | 発光ダイオード（LED） リードが長いのが＋アノードです |
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| フォトカプラには1番ピンマークがあります。 | ||
製作開始です。
プリント基板へは背の低い部品から取り付けます。
まず、ICソケット、抵抗、コンデンサの順に取り付けました。
次に、トランジスタ、フォトカプラ、ソケット類を取り付けました。
ステレオミニジャックの足の長さがぎりぎりなので、抵抗の足の切れ端を付加しました。
ICソケットは「組み立て図」の下側に円弧状のくぼみが来るように取り付けます。
フォトカプラは「組み立て図」の左下に1番ピンマークが来るように取り付けます。
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| 組み立て図です。プリント基板の表面から見た図です。 | ICソケット、抵抗、コンデンサの順に取り付けました。 | |
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| トランジスタ、フォトカプラ、ソケット類を取り付けました。 | 部品の取り付けが完了しました。 LEDは高さを19mmにしました。 |
次に、「タカチ電機製ケースＳＷ−１２０に組み込むときの参考寸法」を参考に、ケースの穴あけを行います。
ケースの加工が終わったら、プリント基板を取り付けて完成です。
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| パネルと反対側でプリント基板を3mmのねじで固定しました。 | トラブルなしで完成です。 |
ケースの底面にねじの頭が出ているため、ゴム足を付ける必要があります。
AMD-USB-CQ Ver1.0bに用いられているCYPRESS CY7C63001Aのロジックブロックダイアグラムを参考までに以下に示します。
