Since:2016/05/06
Last Update:2021/09/01
LoTW2Thw.exeはJA2BQX太田さんが作成されたソフトウェアです。
ARRLの Logbook of the World のQSLレコード（lotwreport.adi）を取得します。
取得したQSLレコード と Hamlog.hdb を照合し、QSL受領済マークを書き換えるためのソフトウェアです。
LoTW2ThwはJA2BQX太田さんのホームページからダウンロードできます。
ダウンロードした「LoTW2Thw_007.zip」をダブルクリックして解凍します。
解凍したフォルダー「LoTW2Thw_007」を適当な場所に移動します（ここでは、c:\hamsoftへ移動しました）。
2021年9月、LoTW2Thwの最新版はLoTW2Thw ver0.14です。（2021/09/01修正）
また、Readme.txtの動作確認テストにならい、「Hamlog.hdb」と「Hamlog.mst」を
LoTW2Thw.exeと同じフォルダーにコピーします。
LoTW2Thw.exeを起動します。初回の起動時には、「環境設定」画面が開きます。
MyCallsign、LoTWのPasswordとHamlog.hdbファイルへのパスを入力します。
「環境設定」画面のHamlog.hdb欄で指定したパスにある「Hamlog.hdb」が書き換えられます。
動作確認テストが終わったら、常用する「Hamlog.hdb」へパスに変更します。
なお、このホームページでは、毎回、「Hamlog.hdb」と「Hamlog.mst」をLoTW2Thw.exeと
同じフォルダーにコピーする事例としています。（2021/09/01追記）
メニューの「保存」、「戻る」ボタンをクリックして、元の画面に戻ります。
「LoTW2Thwを起動する前に、毎回、Hamlog.hdbとHamlog.dx0をLoTW2Thw.exeと同じフォルダーにコピーします。
Hamlog.hdbは大切なデータですので、LoTWのQSLレコードの反映が完了した後に、
Hamlog.hdbを元のフォルダーへ戻します。」
「環境設定」画面のHamlog.hdb欄で、常用する「Hamlog.hdb」へのパスを指定した場合には、
上記の操作は不要になり、手間が省けます。（2021/09/01追記）
LoTW2Thwを起動し、「Log On」ボタンをクリックします。
「最新の lotwreport.adi のみ取得する。」欄には、初回はチェックを入れません。
2回目からはチェックを入れます。
「１．Download report保存」ボタンをクリックし、LoTWからQSLレコード（lotwreport.adi）をダウンロードします。
「ファイルのダウンロード画面」が表示されますので、「保存」をクリックします。
「名前を付けて保存」画面が表示されますので、「保存」ボタンをクリックします。
「名前を付けて保存の確認」画面が表示されますので、「はい」ボタンをクリックします。
「ダウンロードの完了」画面が表示されますので、「閉じる」ボタンをクリックします。
ARRLのLoTWページからダウンロードしたlotwreport.adi からHamlog.hdbと照合するためのlotwreport.csvを作成します。
「２．Download report 変換」ボタンをクリックします。変換終了が表示され、lotwreport.csvができます。
lotwreport.csv と Hamlog.hdb を照合し、QSL受領済マークを書き換えます。
メニューバーの「照合」をクリックします。
初回は、「メニューの[QSL Mark]よりQSL受領マークの編集をしてください。」画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックします。次の画面が表示されます。
メニューの「QSL Mark」から「hamlog.hdbより取得」を選択します。
「qsl_rcvd.csv作成終了」が表示されます。
HAMLOGの「QSL受領済み」欄は、どのように入力してもかまいません。
この欄は、入力されているか、されていないかで判断されます。
「QSL受領マークの編集 qsl_rcvd.csv」を選択します。
この例では、LoTWのみでCFMしたものはL、LoTWとeQSLの両者(Both)でCFMしたものはBとしています。
その他の受領マークは書き換えをしない設定としています。
QSL受領マークの編集が終わったら、メニューの「保存」、「戻る」をクリックして、元の画面に戻ります。
「Hamlog.hdb解析と表示」ボタンをクリックします。
lotwreport.csvにあるコールサインのデータをHamlog.hdbより抽出し、hamlog_tmp.csvを作成し、表示します。
「照合」ボタンをクリックします。
LoTWとHAMLOGのデータを照合し、±15分以内ならばOKとして、「CFM」欄が黄色になり、CFMが表示されます。
また、「New」欄にQSL受領マークが表示されます。
「CFM検索」ボタンをクリックあるいはデータが表示されている欄をスクロールして、結果を確認することができます。
あるいは、メニューの「表示」から「need_update_hdb.csv」を選択して、「New」欄のQSL受領マークを確認します。
（2021/09/01追記）
確認した結果がOKであれば、「hdb更新」ボタンをクリックして、Hamlog.hdbを書き換えます。
「戻る」ボタンをクリックします。
「Log Off」、「終了」ボタンををクリックし、LoTW2Thw.exeを終了して作業は完了です。