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Last Update:2014/07/21
ICOMのトランシーバーをパソコンに接続することにより、周波数、モード、VFO A/VFO B、メモリーチャンネルなどをコントロールできます。
コントロールは、ICOM Comunication Interface V（CI-V：シーアイ-ファイブ）によるシリアル方式で行われます。
純正品のCT-17（CI-Vレベルコンバーター）を使用することにより、RS-232Cタイプのシリアルポート持つパソコンが接続でき、外部コントロールを楽しむことができます。
ICOM CT-17の取扱説明書は、ICOMのホームページの「取扱説明書 ダウンロード」からダウンロードできます。
CT-17は、EIA規格RS-232Cシリアルポートを持つパソコンとトランシーバーを接続するための電圧レベルコンバーターです。
CT-17の回路図を見ると、IC 1（TA78L005：3端子レギュレーター）とIC 2（MAX232）が用いられています。
MAX232のpin番号と接続内容は下表のようになっています。
| pin番号と名称 | 接続内容 |
|---|---|
| 14 T1OUT | パソコンのRS-232CのRXD（Receive Data）に接続 |
| 13 R1IN | パソコンのRS-232CのTXD（Transmit Data）に接続 |
| 12 R1OUT | pin 12とpin11をまとめて、 トランシーバーのREMOTE端子に接続 |
| 11 T1IN | |
| 15 GND | GND端子 |
MAX232はDUAL EIA-232 DRIVERS/RECEIVERSです。
マイナス電源のない5Vの単電源からTIA/EIA-232-F規格の電圧レベルを供給するジェネレーターを持ちます。
各レシーバーはTIA/EIA-232-Fの入力をTTL/COMSレベルに変換します。
レシーバーの閾値は1.3Vで、±30Vの入力電圧を許容できます。
各ドライバーはTTL/COMSの入力をTIA/EIA-232-Fレベルに変換します。
RS-232CのRXDとTXDをTTL/COMSレベルでトランシーバーとやり取りすると、トランシーバーの外部コントロールが可能となるようです。
最近は、シリアルポートやプリンタポートが無く、USB（Universal Serial Bus）ポートしか持たないパソコンが増えてきました。
市販のUSBシリアル変換モジュールを利用して、USB接続用のCI-Vインターフェースを製作しました。
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