ダウンロードしたzipファイルを解凍して、インストーラー（SetupVSPE.msi）を実行して通常通りインストールします。
インストールが終了すると、デスクトップにVSPEのショートカットが出来ています。
このアイコンをクリックしてVSPEを実行します。
左から５番目のCreate new deviceボタンをクリックします。
Device typeはSplitterを選択します。
次へ(N)>をクリックします。
Virtual serial port：仮想COMポートを割当てるポートを選択します（COM8）。
Data source serial port：トランシーバーを繋いでいるポートを選択します（COM3）。
他はデフォルトのままです。
Settings..ボタンをクリックします。
設定を調整します（スピード、ストップビット他）。
スピードをデフォルトの19200から9600へ、ストップビットをYAESUの2に変更しました。
OKボタンをクリックします。
Specify device characteristics画面に戻りますので、完了ボタンをクリックします。
メニューのFileからSave as..を選択します。
JA5FNX局にならって、vspe-com3-com8と名前を付けました。
保存する場所も、同様に、C:\ にします。
メニューのFileからExitを選択し、VSPEを閉じます。
デスクトップ上のショートカットを右クリックして、ショートカットの作成を選択します。
ショートカットVSPE (2)が出来ますので、名前をVSPE-com3-com8に変えます。
このショートカットを右クリックして、プロパティを表示します。
書き換えるのはリンク先(T):の項目だけです。
リンク先(T)の引数として、半角スペースの後に（保存した場所とファイル名と半角スペース-minimize）を入力します。
C:\vspe-com3-com8.vspe -minimize
リンク先(T)の内容は、「"C:\Program Files\Eterlogic.com\Virtual Serial Ports Emulator\VSPEmulator.exe" C:\vspe-com3-com8.vspe -minimize」となります。
OKボタンをクリックして、プロパティを閉じます。
パソコンを起動した時に、自動的にVSPE-com3-com8.vspeが起動するように、ショートカットをスタートアップフォルダーへ移動します。
スタートアップフォルダーの場所は以下の所です。
C:\Users\Eijiro Baba\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
以上で、VSPEの設定は完了です。
パソコンを再起動して、VSPEが自動的に起動するか確認します。
左下隅のアイコンがVSPEです。パソコンを起動すると、VSPEが自動的に起動します。
次に、２つのソフトウェアが１つのCOMポートを共有できるか確認します。
COM3：FTDX5000MPを割当て
COM8：N1MM LoggerとCW Skimmerを割当て
これらは、COMポートを共有し、リグコントロールが出来るようになりました。