Since:2012/05/03
Last Update:2020/08/09
FTDX5000MPには、ルーフィングフィルターを通らない9MHz IF信号を取り出せるIF OUT端子が付いています。
このIF信号をソフトウェア受信機（SDR ：software defined radio）で受信し、CW Skimmerで電信を解読します。
このCW Skimmerが解読したCW信号のコールサインをN1MM Loggerのバンドマップに反映する設定をします。
末尾に、「最近の設定例」を追加しました。(2020/08/08)
Diagramの詳細はこちらをご覧下さい。
設定は以下の順に行います。
以上で、CW Skimmerが解読したCW信号のコールサインがN1MM Loggerのバンドマップに取り込まれます。
下の写真は2012年4月に行われたALL JAコンテスト時のパソコン画面です。
WinTelnetXで、DX ClusterとCW Skimmerの情報を合流させて、両者から得られるコールサインがN1MM Loggerのバンドマップに取り込まれるようにします。
WinTelnetXの設定は以下の順に行います。
WinTelnetXとN1MM Loggerの設定が終わると、次のステップで利用できます。
下の写真は2012年5月に行われたCQ WW WPX Contest時のパソコン画面です。
CW Skimmerを使ったので、Single Operator ASSISTED でログを提出します。
IF信号を用いたCW Skimmerの情報では、他のバンドの状況が分かりません。
WinTelnetXにより、RBN (Reverse Beacon Network)でスポットされた情報をCW Skimmerの情報と合流させて、
両者から得られるコールサインがN1MM Loggerのバンドマップに取り込まれるようにします。
RBN（Reverse Beacon Network）用のWinTelnetXの設定は以下の順に行います。
2020年8月に行われたJARL主催フィールドデーコンテストでの設定を以下に示します。(2020/08/09：追記)
「2020年8月 JARL主催フィールドデーコンテストにおける設定例」はこちらをご覧下さい。