RTCLでRTTYコンテストを始めてみよう（入門編）

8.2 RTCL Printの起動

• RTCL Printの起動
  「スタート」->「すべてのプログラム」->「Radio Contest Log RTCL」からRTCL Printを起動します。
  RTCL Printを起動すると、下図に示すRTCL Printの画面が表示されます。
  各画面の大きさと位置は自由に変えられますので、使いやすい位置に設定します。
  
  

  
  

• ログを開く
  「FILE」->「CFG FILE OPEN」ボタンを押すと、「ファイルを開く」画面が開きますので、コンテストのCFG FILEを選択します。
  

  
  

  
  

  CFG FILEを設定すると、コンテストログを開ける状態になります。
  

  
  

  「FILE」->「LOG OPEN」ボタンを押すと、「ファイルを開く」画面が開きますので、コンテストのログを選択し、「開く」ボタンを押すとログがRTCL Printに取り込まれます。
  

  
  

  これで準備完了です。メニューバーの「FILE」の各機能が使える状態になります。
  

  
  

• 「FILE」メニュー
  FILEメニューの各機能を下表に示します。
  提出書類の作成はEXPORTを選択して行います。詳細は次章で説明します。
  

  FILEメニューの各機能

  項目	機能
  CFG FILE OPEN	CFGファイルを読み込み、コンテストを設定します
  LOG OPEN	RTCLでロギングしたログデータを読み込みます
  LOG APPEND	複数のPCでロギングしたログデータを読み込み、現データに追加します
  LOG SAVE	ログを保存します
  EXPORT FILE	CABRILLO LOG 　CABRILLOログを出力します JARL-E-LOG 　JARLタイプのE-ログを出力します STANDARD　LOG 　通常のサマリー、ログ、デュープチェックシートを出力します DATA CONVERT 　ターボハムログV5、LOGCSW用ファイル、ADIFファイルを出力します BRERK DOWN 　交信分析表を出力します
  PRINTER SETTING	印刷に使用するプリンターを設定します プリンターを設定してからプロパティを起動して用紙設定（A4）、印刷の向き（縦）を設定します
  PRINT LOG	STANDARD　LOG 　通常のサマリー、ログ、デュープチェックシートを印刷します JARL TYPE　LOG 　JARLタイプのサマリー、ログシートを印刷します
  END	RTCL　Printを終了します

  
  
• 「EDIT」メニュー
  EDITメニューにはTIMEの機能があり、TIMEを選択すると「時間の加減」画面が表示され、ログデータの時間を増減できます。
  例えば、JSTで参加したコンテストの時間をUTCへ変換する時には、−9時間を加算します。
  

  
  

• 「SORT」メニュー
  SORTメニューには各種項目が用意され、コンテストデータをソートすることが可能です。
  例えば、Callsignでコンテストデータをソートし、コールサインのタイピングミスを見つけたり、ポータブル「/」の有無を確認したりして、ログを修正することが可能になります。
  

  

• 「MMQSL」メニュー
  RTCL PRINT上でMMQSLを起動して、QSLカードを印刷することが出来ます。
  「MMQSL」メニューから「MMQSL」を選ぶと、「MMQSL SETTINGS」画面が開きます。
  各バンドのパワー、メッセージ等を設定します。
  次に「MMQSL起動」ボタンを押すと、MMQSLが立ち上がります。
  RTCLのログデータは自動的に読み込まれ、降順ソートされます。MMQSLを過去に起動し、QSLフォームを読み込んだことがあれば最後に読み込んだフォームが読み込まれ、プリンタをセットすれば直ちに印刷ができます。