WSJT-Xの設定

DXLab Commanderのダウンロード・インストールおよび設定:

　WSJT-Xのリグ・コントロールが上手くいきません。

　「WSJT-X 1.1 ユーザーガイド日本語版」の「インストールとセットアップ」には、次のように書かれています。
　　もし、CommanderかHam Radio Deluxe を無線機制御に使う場合は、
　　そのプログラムを通してWSJT-Xから無線機を制御することができます。
　　無線機選択のドロップダウンリストの一番最後である「9998 Commander」
　　または「9999 Ham Radio Deluxe」を選びます。

　Commanderを使って、リグ・コントロールをします。
　次の順で、設定をします。

1. DXLab Launcherのダウンロード・インストールとアップグレード
2. DXLab Commanderのインストール
3. DXLab Commanderの設定
4. WSJT-Xの設定
5. LPB2の設定
6. JTAlertの設定

(1) DXLab Launcherのダウンロード・インストールとアップグレード:

　DXLab Launcherは、DXLabのアプリケーションをコントロールするためのプログラムです。
　DXLab Launcherは、DXLabのアプリケーションをインストールし、これらを起動、停止することができます

　DXLab Launcherのダウンロード・インストールとアップグレードはこちらをご覧下さい。

(2) DXLab Commanderのインストール:

　DXLab Commanderのインストールはこちらをご覧下さい。

(3) DXLab Commanderの設定:

　Commander 10.4.4の「Config」ボタンを押します。
　「Commander Configuration」画面が開きます。

　「Radio」の「Model」は「FTDX5000」を選択します。「Command interval」は「300」[ms]にします。
　その他の項目はデフォルトのままです。
　「Ports」タブを開きます。

　「Primary CAT Serial Port」として、COM10を選択します。
　その他の項目はデフォルトのままです。
　右上の「クローズ」を押します。

　リグの周波数が取り込まれています。

(4) WSJT-Xの設定:

　WSJT-Xを起動します。
　「Setup」の「Configuration」を選択します。

　「Configuration」が開きます。
　「Station」タブの「Enable CAT」にチェックを入れます。
　「Rig:」は「DXLab Suite Commander」を選択します。

　「OK」ボタンを押します。リグ・コントロールができています。

(5) LPB2の設定:

　LPB2を起動します。
　「Virtual Com Port C」のPgmに「Commander」と記入しておきます。

(6) JTAlertの設定:

　JTAlertの「Auto-Start」に「Commander」を追加します。
　WSJT-Xに周波数を取り込むためには、CommanderはWSJT-Xより早く起動する必要があります。