RigExpert TI-5の設定

各ソフトウェアのFSK出力の設定

５．FSK出力の設定:

• MMTTY
• N1MM Logger

5.1 MMTTYのFSK出力の設定:

　COM6はRigExpert TI-5 FSK portです。
　USB Portを使用してFSK制御を行うためにEXTFSK.DLLを用います。
　詳細は「RigExpert Standard/ Plus/ TI-5をMMTTYのFSKモードで動作させる設定参考資料、2010.07、JA1SCW（記）」をご覧ください。

1. EXTFSK.DLL と RE2EXTFSK.ini ファイルを MMTTY フォルダーにコピーする。
2. RE2EXTFSK.ini をダブルクリックして開き、次の要領で編集する。
   　　[PTT port]
   　　　　Number=4　<--- シリアルポートの表示(ListRE.exe)で表示されたPTT ポート番号
   　　[FSK port]
   　　　　Number=6　<--- シリアルポートの表示(ListRE.exe)で表示されたFSK ポート番号
   
3. MMTTYを起動して　オプション　⇒　設定画面　を開く。
4. 送信タブを選択し、PTT Portのプルダウンメニューから　EXTFSK　を指定する。
5. その他タブを選択し、送信ポートに　サウンド+COM-TxD(FSK)かCOM-TxD(FSK)を指定する。
6. ＯＫボタンを押して終了する。

　 　MMTTY　設定画面（送信タブ）



　MMTTY　設定画面（その他タブ）



　MMTTY　設定画面（その他タブ−USB Port Option）

5.2 N1MM LoggerにおけるMMTTYのFSK出力の設定:

　MMTTYプログラム・フォルダの下にサブ・フォルダを作って、そこにMMTTYの二つ目のコピーを入れます。
　その上でMMTTY.exeとUserProfile.iniの二つのファイルだけをメインのMMTTYのフォルダから追加したフォルダへコピーします（FSKのためにEXTFSKを使用するするのでEXTFSK.DLLとRE2EXTFSK.iniもコピーします）。
　この様にしておくと、MMTTYの起動時に個別のMMTTY.iniが生成されます。
　この後のMMTTYの設定は5.1と同じです。

　MMTTYのサブ・フォルダ DI1（Digital Intarface 1）




　次に、MMTTYを使ってRXウィンドウを追加してダイバシティ・デコードを行うため、RXウィンドウに対応したサブ・フォルダをつくります。
　MMTTY.exe と UserPara.iniとを最初にMMTTYをインストールした際のメインのプログラム・フォルダからコピーします。

　MMTTYのサブ・フォルダ DI1RX1（Digital Intarface 1 RX1）



　N1MM LoggerのConfigurerのDigital Modesタブで、MMTTY Pathを指定します。