ESM(Enter Sends Message)モードの操作手順
N1MMの特長はESM(Enter Sends Message)モードにあります。
設定と操作方法は以下のとおりです。
ここでは、ARRL DX コンテストで運用しているものとします。
メニューのConfigから下図のプルダウンメニューを出して、Enter Sends Message(ESM Mode)にチェックを入れます。
Entry画面のF4キーがハイライト表示されます。
ESMモードでは、Enterキーを押した際に送信されるメッセージをハイライト表示します。
もし必要であれば個々のファンクション・キーを使えば、メッセージを繰り返したり、バイパスすることも可能です
Entry画面のRunningをクリックして、チェックを入れます。F1キーがハイライト表示されます。
Enterキーを押すと、F1を送信します（CQ）。
呼んで来た相手局のコールサインを入力します。F5キーとF2キーがハイライト表示されます。
Enterキーを押すと、F5, F2を送信し（相手局のコールサインとナンバー）、下の画面になります。
応用編：複数の局から呼ばれ、相手局のコールサインが部分的にしか取れなかった時は、
上の画面で、F5とF7を押します。W6AM ?が送信され、呼んでくる局を限定できます。
また、デュープの場合には、F6キーがハイライト表示され、Enterキーを押すとQSO B4が送信されます。
これは設定により、デュープQSOでも交信するようにできます。
相手局のナンバーを入力する前ですので、この状態でEnterキーを押すと、F8のAGNが送信されます。
相手のナンバーを入力します。画面が下の様に変わり、F3キーとLog itがハイライト表示されます。
コールサインが赤色になったのは、ニューマルチであることを示しています。
Enterキーを押すと、F3を送信し、Log itでログインされ、元のCQの画面に戻ります。
Runningのチェックをはずします。S&PのEntry画面になり、F4キーがハイライト表示されます。
相手局のコールサインを入力します。
デュープの場合は、画面が次のように変わります。
デュープでない場合は、Enterキーを押すと、自分のコールサインを送信します。
相手から応答があった場合は、スペースキーを押します。
カーソルがState欄に移動し、F8キーがハイライト表示されます。
ナンバーを入力します。F2がハイライト表示されます。
Enterキーを押すとナンバーが送信され、ログインされ、S&Pの画面に戻ります。
相手局が、NR?あるいはNR AGNと言ってきたら、F2キーを押すと、ナンバーを送信できます。
シリアルナンバーの場合は、先程のナンバーが送られます。
下の画面はLog画面です。
Logウィンドウで削除したい行を右クリックすると、プルダウンメニューが現れます。
Delete Contactを選択します。次の画面が現れ、はいを押すと、このQSOを削除できます。
QSO内容を修正したい場合は、先程のプルダウンメニューで、
Edit Contactを選択するとログの修正ができます。
