スタートメニューへの登録は自動で行われています。「スタート」->「すべてのプログラム」->「Radio Contest Log RTCL」からRTCLを起動します。デスクトップにショートカットを作成しておくのも便利です。
RTCLを起動すると、次の画面が表示されます。
CFG FILEはRTCLをコンテストルールに合わせて動作させるための設定ファイルです。
SPC FILEはスーパーチェック用のコールサイン、コンテストナンバー等のデータを保存したファイルです。
上段はMMVARIの画面、下段はデジタルモードでのRTCLの入力画面です。
注記：
初めてRTCLをインストールした時には、RTCLを起動してもMMTTYの画面は表示されない場合があります。
この場合には、RTCLの「メニュー」から「SETTING」->「COMPORT」を選択し、「COMPORT SETTINGS」画面を開きます。「PORT/MODEM」を選択し、「Main Modem」にMMTTYをセットして下さい。一旦RTCLを閉じて、再起動するとMMTTYの画面が表示されるようになります。
初めてRTCLを起動した時は、Digital Mode（MMTTYあるいはMMVARI）で画面が開きます。
Digital Modeを使わない方は、RTCLの「メニュー」の「SETTING」->「MODE」から「SSB/CW」を選択します。
MMTTYの画面は、下図に示すような小窓表示かコントロール用のボタン付き表示が選択できます。
画面の選択方法は、4.2 RTCLの初期設定（SETTING-COMPORT）のCOMPORT SETTINGS画面（PORT/MODEM）を参照してください。
MMTTYの初期設定が完了した後は、小窓表示とすることでパソコンの画面を有効に活用できます。
MMVARIの画面は、下図に示すようなFFT（Fast Fourier Transform）かWF（Waterfall）表示が選択できます。
画面の選択方法は、MMVARIのコントロールボタン「FFT」、「WF」で切り替えます。
FFT（Fast Fourier Transform）は高速フーリエ変換といわれ、1965年にベル研究所のJames W. Cooley氏とJohn W. Tukey氏が考案した離散的フーリエ変換と逆変換を高速に計算する手法です。
また、フーリエ変換とは信号の中にどの周波数成分がどれだけ含まれているかを抽出する処理です。
RTTY MODEM（MMTTY）とMMVARIの切り替えは、メニューバーの「MODEM」の「MAIN MODEM」、「SUB MODEM」から行います。
RTCLの画面を下図に示します。
| 行目 | 内 容 |
|---|---|
| １ | タイトルバー RTCL |
| ２ | メニューバー（CONTEST, EDIT, OPERATE, SETTING, MODEM, WINDOW, UTILITY, HELP） |
| ３ | 受信画面 |
| ４ | センターバー（OFF/RPT, MANUAL/AUTO, キャッチコールサイン, QSO, BACKUP, STN MEMOの各ボタン） |
| ５ | 入力フィールド（上部） （No, DAYTIME, BAND, FREQ, MODE） |
| ６ | 入力フィールド（下部） （Callsign, RST, Exchange1, Exchange2, Multi1, Multi2, Multi3, Point） |
| ７ | ファンクションキー（F1〜F12の各ボタン） |
| ８ | ステータスバー （コンテスト名、ニューマルチ、送信機番号、オペレータCallsign、バンド、主ラジオ周波数、副ラジオ周波数、日時(JST)） |
４行目の「STN MEMO」ボタンは薄く表示されていますが、RTCLのメニューバーから「WINDOW」->「BAND MAP」を選択し、「BAND MAP」画面を表示すると普通の文字で表示され、ボタンとして機能します。
７行目の「ファンクションキー」ボタンはマウスの左クリックで動作します。