WINKEYER USB ( WKUSB )の組立て

Since:2007/04/30
Last Update:2020/08/29

はじめに:

　最近は、シリアルポートやプリンタポートが無く、USB（Universal Serial Bus）ポートしか持たないパソコンが増えてきました。
　パソコンのソフトウェアからCW信号を出力するために、USBポートを利用するインターフェイスとしては、国産のUSBIF4CW（USBポート接続型アマチュア無線用インタフェース）やJN2AMD局のアマチュア無線のＣＷインターフェースがあります。
今回、K1EL HAM RADIO KITSのWinKeyer USB Kitを組み立ててみましたので、紹介します。

WinKeyer USBの特徴:

　WinKey (WK1)は数年前に発売されましたが、WinKeyer USB ( WKUSB )は2006年に発売された最新のK1EL Winkeyer2 IC (WK2)を搭載したCWキーヤです。
また、スタンドアロン型のモールスキーヤとしても使えます。
主な特徴は次のとおりです。

• 1200 Baud Serial Rx/Tx Interface through USB VCP port (virtual serial port)
• Iambic CW Paddle Interface with separate dit and dah inputs
• Two separate output ports each with
  Key Output Port
  PTT Output Port
• 128 character input buffer
• Four message pushbuttons
• Paddle only sidetone mode
• Optional battery power
• HSCW and QRSS Capability
• Dedicated Sidetone Output
• Standalone Enhanced K12 Keyer Mode

　WKUSBのUSBインターフェイスのブロックダイアグラムを下図に示します。
パソコンには、FTDIのUSBドライバをインストールする必要があります。

　WK2のブロックダイアグラムを下図に示します。

目次:

なお、ここで紹介するWK2 のバージョンは、2007年5月現在、Revision 2.1です。